電気工事を始めたばかりの人にとってまず難関に感じられるのが、
スイッチ結線ではないでしょうか?
筆者も電気工事を始めたての頃に一人で現場に行き、
配線作業と結線作業を任されたときはかなりドキドキしました。
今となっては当たり前にこなしてしまうスイッチ結線ですが、
当時は先輩に何回も教えてもらったのを思い出します。
この記事はそんな当時の僕に向けて書いた記事ですが、
電気工事初心者さんが現場で役に立てていただければ幸いです。
スイッチ結線とは?
スイッチ結線とはわかりやすく言うと、
電源から直接負荷に配線すると、負荷に電圧がかかりっぱなし(つきっぱなし)に
なります。
なので
電源と負荷の間にスイッチを設け、スイッチで入切させます。
スイッチ結線のやり方
単線結線図で表すと↓
このようになります。
複線図で表すと↓
こんな感じになります。
電源の黒にスイッチの黒、スイッチの白に電灯の黒、電灯の白と電源の白の順番で結ぶと
電流の向き順も覚えられて一石二鳥ではないでしょうか。
この結線が基本になります。
この結線の応用が3路結線だったり4路結線だったりします。
困ったときには~応用~
どうしてもスイッチ結線が現場で思い出せないときは、
スイッチの場所に電源の+と-、照明(負荷)の黒白を配線して
スイッチボックス内で結線するようにしましょう。
~まとめ~
このようにスイッチ結線を覚えるまでは中々大変ですが、
数をこなせば絶対にできるようになります。
中々奥の深い電気工事ですが、皆さんのお役に立てれば幸いです。
ご安全に!!!!!

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